医師の求人やパティシエの求人などの専門職の人材確保などにあたる、各業務機関の人事採用担当者らが集う、懇談会形式のセミナーに参加して参りました。

医師の求人の採用担当者として、長年、人事採用に関わる業務を行ってきたGさんは、セミナーの講師として、長年のキャリアから培った、「人と人の繋がりが生み出すもの」に着目し、良い結果を生み出す職場環境について語って下さいました。

どの職場でも、優れた人材や、優秀な人材の確保が、組織の存続を考える中で、重要な役割を果たすと考えられています。良い人材を確保する上で、重要な要因の1つは、「お金」と言われています。ですが優秀な人材は、ヘッドハッンティングなどで、他企業から、さらなる「お金」を積まれれば、去っていってしまうものです。

では優秀な人材や、時間や労力を費やして育ててきた後輩職員などが、先輩職員に付いていく要因として求められるものは、いったい何であるのでしょうか?

セミナーの講師を務めるGさんのお話によると、その大切な要因は「モチベーション」なのだそうです。

「モチベーション」と言われても、何を掲げれば良いのだろうかと考える人も多いかもしれませんが、後輩職員が、まだ見た事のない「結果」を、先輩職員として、どう見せる事ができるかどうかに、人と人の繋がりが関わってくるのだとGさんは考えているようでした。

優秀な人材を1人、お金で確保したとしても、お金で確保した人材は、すぐにお金に釣り上げられて、他の現場に姿を消す事が多く、さらに、いくらその1人優秀なの人材が、業務の中で孤立して奮闘しても組織としての結果には結び付きません。

チームとして、個々に「モチベーション」を抱き、常に先輩職員が、後輩職員に未知なる「結果」を見せ、手招きして導いてあげられるような組織体制が、社内の上下関係を踏まえた良い繋がりを生み出すとGさんは、セミナーを通して語って下さいました。

その他にも、Gさんは先輩職員が、後輩職員を引き上げる要因について話を述べてくれました。日頃から、サラリーマンや組織体制の中で仕事をもつ人々にとっては、先輩職員が、後輩職員を引き上げる事など、当たり前の事柄だと思われがちですが、日本の組織体制の中では、人間同士の繋がりに対して、お互いへの線引きや繋がりに対する強弱を具体化する事が、避けられる傾向にあると言うのです。

職場での人間関係を保つ事において、上に立つ人間として、結果を出す為には、後輩たちの力を引き上げる必要があり、チーム全体の底上げが必要だと言います。

その工程に失敗すると逆に人材が離れていってしまう傾向があり、人が人を引き付ける重要性がセミナーの中で語られました。医師の求人の人事採用担当者として、多くの人の採用、退職を目前とする中で、人が人に付いていくという行動に着目してみたそうなのです。